6年生の理科では、昨日の実験で出てきた固体はもとの金属(アルミニウム・鉄)と同じかどうか、調べる実験を行いました。
出てきた固体(白色の粉・黄色の粉)に塩酸を注ぎ、塩酸に溶けるかどうか調べます。
しばらくすると、試験管に入れた固体は、塩酸に溶けて見えなくなりました。
前回のアルミニウムや鉄に塩酸を注ぐと泡を出して溶けましたが、今回は泡を出さずに溶けました。
この実験結果から、子供たちは「泡を出さずに溶けたということは、別の固体である」と考察することができました。
今回の実験のまとめは、「塩酸に金属が溶けた液から出てきた固体は、もとの金属とは違うものである」です。白色の固体の正体は塩化アルミニウム、黄色の固体の正体は塩化鉄です。詳しくは、中学校の化学で学びます。
これまでの実験から、水溶液の性質やはたらきについて多くのことを学ぶことができました。